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J2長崎に制裁金300万円 スタジアム入場者数水増し問題

[ 2017年7月26日 05:30 ]

記者会見するJ2長崎の高田社長(左)と井上監査役
Photo By 共同

 Jリーグは25日、J2長崎がスタジアム入場者数を水増しした問題を受け、制裁金300万円とけん責の処分を決定した。J2長崎は15年シーズン開幕から今季第6節までのホームゲーム全46試合中45試合で、入場者数を少なく見積もっても2万人上乗せ。運営関連スタッフなども入場者にカウントして発表した。内部申告をきっかけに1月からリーグやクラブが調査。当時の担当者が入場者数算定のルールに関して認識不足だった上、集客増への重圧を感じていたという。長崎で会見したJ2長崎の高田明社長は「今後このようなことがないよう襟を正していく」と述べた。

 過去には大宮が07〜10年にホームゲームの入場者数を計11万人余り水増しして、2000万円の制裁金を科せられている。Jリーグの鈴木正雄経営本部本部長は「大宮は組織的な不正だったが、長崎は最終的には自主的な申告」と制裁に差がついた理由を説明した。

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2017年7月26日のニュース