Ｕ―２３、遠藤主将らはメンバー外に　霜田ＴＤ「１人１人理由は違う」

Ｕ－２３日本代表メンバー発表会見中、笑顔を見せる手倉森監督（右）と霜田ナショナルチームダイレクター

　日本サッカー協会は６日、熊本地震の復興支援マッチとして１１日にガーナＡ代表と対戦するＵ―２３日本代表メンバーを発表した。

　怪我から復帰したＦＷ浅野拓磨（２１＝広島）ら２３人が選出された一方で、同代表で主将を務めるＤＦ遠藤航（２３＝浦和）やＧＫ中村航輔（２１＝柏）ら複数の主力級選手がメンバー外に。その理由を問われた霜田正浩ナショナルチームダイレクター（４８）は「この後にトゥーロン国際大会が控えている。ここで呼ばなくてもトゥーロンで呼べる。ＡＣＬでの過密日程や、ずっと試合に出ている選手など考慮はしている。１人１人理由は違う」と説明した。

　試合は５月１１日に佐賀県のベストアメニティスタジアムで行われ、キックオフは午後７時１５分を予定。収益のすべてが義援金として被災地へ寄付される。