Ｇ大阪攻撃陣、雨中の練習で“シュートの雨”気合入れる宇佐美

　８日にアウェーで新潟戦を迎えるＧ大阪は６日、吹田市内で非公開練習を行った。

　雨が降り始める中、全体練習は１時間３０分で終了したが、最後まで攻撃陣はクラブハウスに引き揚げてこなかった。長谷川監督は「シュート練習は結構やりましたね」と居残りで“シュートの雨を降らせていた”ことを示唆。「最後の精度、ゴール前の人数が少ないのでどうやって増やしていくかが課題になる」とリーグ９試合９得点と伸び悩む攻撃陣の奮起を求めた。

　ただ居残りシュート練習は指揮官の強制ではなく、選手の自発的行動によるもの。３日のＡＣＬメルボルン・ビクトリー（オーストラリア）戦でＧＫとの１対１を外してしまったＦＷ呉屋は「シュートまでの形はできつつある。あとは自分次第だと思う」と課題を受け止めた。リーグ９得点は１８クラブ中ワースト３位タイ。今季２得点止まりの宇佐美も「どのタイミングでハネる（目覚めるか）分からないし、しっかりやりたい」と地道な作業の重要さを強調した。