手倉森監督、ガーナ戦のシステムは４―４―２明言「負けたら違うことやる」

Ｕ－２３日本代表メンバーを発表する手倉森監督

　日本サッカー協会は６日、熊本地震の復興支援マッチとして１１日にガーナＡ代表と対戦するＵ―２３日本代表メンバー２３人を発表した。

　手倉森誠監督（４８）は「ガーナ戦では４―４―２でいきます」とシステムを公表。「アフリカ勢の予選から勝ち抜いてきた国々を見てきたが、若さからくるゲームコントロールが間のびする状況が見られている。オープンにした状況で付き合うと、フィジカルでやられるので、コンパクトさでやるなら４―４―２」と説明し、「負けたら違うことをやります」と笑顔で付け加えた。

　また、ガーナ戦の後に今月参加するトゥーロン国際大会（フランス）のメンバーについては入れ替えを明言。「入れ替えることを選手に話しながらキャンプをやっていく。置いていく人に関しては、このガーナ戦が重要になる」と当落線上の選手に奮起を促した。

　試合は５月１１日に佐賀県のベストアメニティスタジアムで行われ、キックオフは午後７時１５分を予定。収益のすべてが義援金として被災地へ寄付される。