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OA枠断念も?手倉森監督「そういうことも起こり得る」霜田TD「見守って」

[ 2016年5月6日 14:57 ]

U-23日本代表メンバー発表会見中、笑顔を見せる手倉森監督(右)と霜田ナショナルチームダイレクター

 日本サッカー協会は6日、熊本地震の復興支援マッチとして11日にガーナA代表と対戦(ベアスタ)するU―23日本代表メンバーを発表した。

 手倉森誠監督(48)は8月のリオデジャネイロ五輪本大会におけるオーバーエージ(OA)枠についても質問に答える形で言及。「オーバーエージを呼ぶのは非常に困難。自分の中では“こんなんでしょう”と思っている」とお得意のダジャレを交えてOA枠の人選が難航していることを示唆し、「オーバーエージありきではない。(反町ジャパンとして)北京五輪の時には使おうとして使えなかった経験もあるし、そういうことも起こり得るのかなと思っている。U―23を育てたいという思いもあるし、彼らでやり切るのも1つの手段」とOA枠断念の可能性ものぞかせた。

 霜田正浩ナショナルチームダイレクター(48)は「23歳という年代は世界の中では若手ではない。海外では、CL予選の方が五輪より大事という現実もある。23歳以下ですら本当に呼べるかどうか分からない」とOA枠どころか、海外でプレーしているU―23年代の選手の招集も絶対ではないとし、「OAについては、まだまだこれから色々な局面が出てくると思うので、そっと見守ってほしい」と報道陣にクギを差す場面もあった。

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2016年5月6日のニュース