宇佐美　今季リーグ戦初ゴール！公式戦１１試合ぶり得点

＜仙台―Ｇ大阪＞　前半、２点目のゴールを決め駆けだすＧ大阪・宇佐美（右）

明治安田生命Ｊ１第１Ｓ第６節 Ｇ大阪３―１仙台

（4月10日 ユアスタ）
　明治安田生命Ｊ１第１ステージは１０日、各地で第６節を行い、Ｇ大阪の日本代表ＦＷ宇佐美貴史（２３）がアウェーの仙台戦で今季リーグ戦初ゴールを挙げた。

　１―０の前半１４分、宇佐美は自陣でボールを奪うとドリブルで約５０メートルを独走して相手ゴール前へ。仙台ＤＦの動きを見てペナルティーエリア手前から右足を振り抜き、ゴール右下に追加点を決めた。試合後は「コースは見えたのでしっかりそこに蹴り込むことができた。攻撃の形としても悪くなかった」と振り返った。

　宇佐美は２月２０日の富士ゼロックス・スーパー杯でゴールを挙げて以来、リーグ戦、ＡＣＬに日本代表戦を含めて公式戦１０試合無得点が続いていた。１１試合ぶりとなる待望の一発に「足を引っ張り続けていたんで、これから名誉挽回というか…チームを勝たせ続けていきたい」と表情を引き締めていた。

　宇佐美は後半３１分、ＭＦ倉田との交代でピッチを退いた。Ｇ大阪は前半に３得点を挙げて快勝し、リーグ戦３試合ぶりの白星で勝ち点を９とした。仙台は３連敗。Ｇ大阪の４倍近い２３本のシュートを放ったが、前半のＦＷウイルソンのＰＫによる１点のみに終わった。