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FC東京 押し気味も零敗、公式戦3連勝ならず ムリキがJデビュー

[ 2016年4月10日 22:20 ]

<柏・FC東京>前半、FC東京・前田は軽快な動きを見せる

明治安田生命J1第1S第6節 FC東京0―1柏

(4月10日 柏)
 FC東京は10日、アウェーで柏と対戦し、0―1で敗れた。

 2―1で勝利した敵地でのACL江蘇蘇寧戦から中4日。移動などの負担もあった中、城福監督は試合前「十分気持ちでカバーできる」と話したとおり、相手の3本を大きく上回る9本のシュートを放った前半は押し気味にゲームを進め、何度も決定機を得た。

 前半14分には米本のスルーパスから左サイドバックの小川が左足でクロスを上げ、ゴール前で前田が右足で合わせた。だが相手GKのファインセーブに阻まれゴールならず、同44分には吉本の縦パスに前田が頭で後ろに反らし、ペナルティーエリア内で走り込んだFW阿部にぴったり合ったが、トラップがそれ、またしても相手GKに阻まれた。

 後半は相手の反撃に合い、守備の時間が増えた中、後半39分にPKを与え、FW田中順也に決められた。同27分に途中出場でJデビューを飾った快足ブラジル人FWムリキも同45分に小川のスルーパスを右足ダイレクトで狙ったが、相手DFに阻まれ試合はそのまま0―1で終了。今季初の公式戦3連勝はならなかった。

 試合には広州恒大時代をほうふつさせるスキンヘッドで試合に臨んだムリキは「2カ月ぶりの試合の中、短い時間で残念ながら結果にはつながらなかったけど、良い動きはできた。自分が思っていた以上に動けたと思う」とデビュー戦を振り返り、「正直今は(出場時間)45分以上は厳しいと感じる。チームメートのプレーも正直、まだ分からないし、チームメートも私の特徴をまだ把握できていないと思う。でもリーグはまだ始まったばかり。高い目標を目指して、秋にはそれが達成できるようにがんばりたい」と話した。

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