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G大阪DF丹羽 復帰戦でさすがの存在感、愛息との受け身練習実る

[ 2016年4月10日 21:58 ]

明治安田生命J1第1S第6節 G大阪3―1仙台

(4月10日 ユアスタ)
 G大阪のDF丹羽大輝(30)がさすがの存在感を見せた。アウェー仙台戦で、リーグ開幕・鹿島戦以来の戦列復帰。PKによる1失点のみに抑え、チームの公式戦5試合ぶり勝利を演出した。

 鹿島戦の前半途中、相手FWと接触し鎖骨骨折。全治6~8週間の診断を受けた。だが3月末に全体練習合流。丹羽自身は2日の横浜戦での復帰を見据えていたがドクターストップが掛かり、仙台戦での復帰となった。「この試合に合わせて準備してきました。痛みや怖さ?見ての通りです。怖さがあるならば、このピッチに立つ資格はない」。言葉通り、開始早々に競り合いながらヘッドでクリア。体を張った気迫あふれるプレーで4試合連続2失点の守備陣を立て直した。そして、そこに到るまでには“意外な”人物のサポートがあったことを明かした。

 「子供と一緒に(転倒したときに)うまく受け身が取れるように家で練習したんですよ。いや、マジで」。丹羽は10年2月に男の子が誕生。その子と一緒に転ぶ練習をし、衝撃をやわらげる方法などを体に染み込ませたようだ。この日、何度も相手と接触しながら「楽しかった」と言えるのも、リハビリ期間に取り組んできたことが間違えてなかったからこそだった。

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2016年4月10日のニュース