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J1早くも全勝チームなし 浦和2位浮上 昨季王者・広島16位 

[ 2016年3月12日 21:54 ]

明治安田生命J1第1S第3節最終日

 明治安田生命J1第1ステージは12日、各地で第3節の残り7試合を行い、川崎Fが3―2で名古屋を下し、2009年以来7年ぶりの単独首位に立った。

 川崎Fは1―2から後半30分にFW大久保の歴代最多タイとなるJ1通算158ゴール目で追いつくと、同39分にはMF中村のJ1通算50点目となるゴールで決勝点。名古屋は勝てば単独首位だったが、今季初黒星で9位に後退した。

 昨季王者の広島は湘南と2―2で引き分け、開幕から3試合連続勝ちなしで16位。2戦2敗のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)も含めると、公式戦5試合勝利なしとなった。湘南は後半50分にオウンゴールで追いつかれ、今季初勝利と13年ぶりの広島戦勝利を逃した。

 浦和はFW興梠の2得点で福岡に2―0で勝利を収めて2位に浮上。5年ぶりにJ1へ昇格した福岡は開幕から3戦勝ちなしで最下位(18位)となった。

 仙台は前半8分にMF金久保が決めた1点を守って1―0で鹿島を下し、8位から4位に浮上。開幕2連勝で2位だった鹿島は7位に後退した。

 横浜は2―1で新潟に勝利。鳥栖と甲府は1―1で、柏と磐田は2―2でそれぞれ引き分けた。

 開幕から3戦を終え、早くも全勝チームはゼロ。3戦負けなしは首位の川崎Fだけで、15位の湘南、16位の広島、17位の柏、18位の福岡と4チームが未勝利となっている。

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2016年3月12日のニュース