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湘南またロスタイム失点で白星逃す 唇かむ指揮官「選手に責任ない」

[ 2016年3月12日 15:20 ]

明治安田生命J1第1S第3節最終日 湘南2―2広島

(3月12日 Eスタ)
 アウェーで昨季王者の広島と対戦した湘南は、勝利目前の後半50分にオウンゴールで追いつかれ、2―2で引き分け。今季初勝利とともに、2003年8月以来13年ぶりとなる広島戦勝利をあと一歩で逃した。

 前半は広島に9本のシュートを浴び、1本のシュートしか打てなかった湘南だったが、後半1分、MFパウリーニョが2試合連続のスーパーゴールを決めて先制。後半22分にPKで追いつかれたが、4分後にFW藤田祥の泥臭いゴールで勝ち越した。だが、ロスタイム突入後の後半50分、ラストプレーがオウンゴール。4―4で引き分けた前節の川崎F戦(等々力)でもロスタイムに追いつかれて勝ち点3を逃しており、2戦連続の悔しいドローとなった。

 「選手に全く責任はないと思う。あそこで勝ち点3を取れないこの2試合、自分に100%目を向けている」と勝ち切れない責任を1人で背負い込んだチョウ・キジェ監督(47)。厳しい表情で「この地で勝ち点も取ったことがなかったし、点も入れたことがなかった中で、非常にクリーンファイトで王者・広島さんを苦しめられたなという思いもある。だからこそ勝たせてあげたかった」と唇をかんだ。

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2016年3月12日のニュース