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神戸「守備はプラン通り」もW司令塔の穴埋まらず

[ 2016年3月12日 05:30 ]

<FC東京・神戸>FC東京に敗れガックリの神戸イレブン

明治安田生命J1第1S第3節 神戸0―1FC東京

(3月11日 味スタ)
 神戸は、収穫のない敗戦だった。立ち上がりから終了のホイッスルが鳴るまで、神戸はさしたる策もなく、ロングボールを放り込み続けた。当然のようにノーチャンスで無得点に終わり、必死に体を張っていた守備陣も後半43分に決勝点を決められてしまった。

 ネルシーニョ監督は「守備はプラン通り。ただボールを奪ったあとの質を高める必要がある。前線に効果的にボールが入らなかった」と冷静に敗因を分析した。

 開幕の甲府戦でも決定機なしの0―2完敗。前節の新潟戦で6―3と大勝したものの、不安定な戦いぶりは相変わらずだ。昨季のダブル司令塔の森岡とチョン・ウヨンを失った攻撃陣はいまだに新たな得点パターンを生み出せずにいる。小川らが負傷から復帰して前線のストライカーのコマはそろいだしただけに、中盤を組み立てるゲームメーカー探しが急務だ。 

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2016年3月12日のニュース