１点がやっと…ＦＣ東京　ＡＣＬ黒星発進　韓国王者・全北に敗れる

＜ＦＣ東京・全北＞前半、競り合うＦＣ東京・前田

ＡＣＬ１次リーグＥ組 ＦＣ東京１―２全北

（2月23日 全州Ｗ杯）
　サッカーのアジアチャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）は１次リーグが２３日、開幕し、Ｅ組のＦＣ東京はアウェーで韓国Ｋリーグ王者の全北と対戦。１―２で敗れ、黒星発進となった。

　チョンブリ（タイ）とのプレーオフをクラブ史上最多得点となる９―０で制し、４年ぶりＡＣＬ出場を決めたＦＣ東京は、チョンブリ戦で５得点に絡んだＭＦ水沼ら新加入４選手が先発した。しかし前半２１分、磐田から加入した左サイドバックの駒野が途中交代するアクシデントに見舞われると、同３９分には先制を許してしまう。

　０―１で折り返した後半。立ち上がりに好機を迎える。同３分、右サイドからのクロスを受けたＭＦ東がＤＦをかわし、右足で放ったシュートはＧＫの正面。決定機を逃してしまう。同１１分にはＭＦ米本の右足シュートがクロスバーをかすめて外れた。同３８分に追加点を許した。

　同４２分、甲府から加入したＦＷ阿部の得点で１点を返したものの、届かなかった。

　黒星発進となったＦＣ東京の次戦は３月１日にホームの味の素スタジアムでビンズオン（ベトナム）と対戦する。

　▼ＦＣ東京・城福監督　厳しい戦いだったが、よくやってくれた。追い付けなかったのは非常に悔しいが、次に向けて修正したい。