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Jリーグ「副チェアマン」に原博実氏 日本協会は退職へ

[ 2016年2月23日 19:15 ]

 Jリーグは23日、東京都内で理事会を開いて役員改選に伴う新体制を討議し、2期目を迎える村井満チェアマンに次ぐポストの副理事長に日本サッカー協会の原博実専務理事が就任することを承認した。3月9日の総会で正式決定し、原氏は日本協会を退職する。副チェアマンに相当する副理事長は2012年の新設以降は空位で、Jリーグが同職を置くのは初めて。

 村井チェアマンは「Jのクラブを世界レベルに引き上げる旗を振ってもらう」と、育成や強化の手腕を期待した登用であると説明した。1月末の日本協会会長選で落選した原氏は「Jリーグの方が自分の良さを生かせるかなと。試合の質を上げることや、Jクラブが常にアジア王者になることを目指す」と話した。

 中野幸夫専務理事は退任し、Jリーグの関連6社の統合へ向けた職務を担う。当面は専務理事が空位となる。主に財務担当として常勤では初の女性理事に元日本銀行の木下由美子氏を採用し、広島の織田秀和社長や浦和の淵田敬三社長らが新理事に就く。元日本代表で解説者の福西崇史氏は特任理事になる。

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2016年2月23日のニュース