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澤 ハードワークで勝利貢献 ラストゲームへ「笑顔で終われたら」

[ 2015年12月23日 13:25 ]

<皇后杯準決勝 INAC神戸・仙台>試合終了後、イレブンとハイタッチして喜ぶINAC神戸・澤(左)

皇后杯準決勝 INAC神戸2―0仙台

(12月23日 等々力)
 今季限りで現役を引退するMF澤穂希(37)が所属するINAC神戸は仙台を2―0で下し、大会制覇へ王手を懸けた。

 ボランチでフル出場した澤は、守備でチームの勝利に貢献。的確なポジショニングで、攻撃の芽を摘んだ。時折、相手の最終ラインまでプレッシャーをかけるなど、ハードワークでチームを引っ張った。

 前半39分に右CKから先制した場面では、相手選手2人を引き連れてニアへ走り込み、FW大野のゴールを“おぜん立て”。「澤さんに優勝をプレゼントするためだけに戦っている」という大野とハイタッチを交わした。

 試合後、澤は「みんながたくましくて、決勝に連れて行ってくれた。ありがとうございました」とチームメイトに感謝。「決勝で勝って有終の美を飾りたい。最後はみんなで笑顔で終われたらいいかなと思います」と、27日に行われるラストゲームへの意気込みを語った。

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2015年12月23日のニュース