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リハビリ中の内田篤人「サッカーやりたい」…復帰へ「あとちょっと」

[ 2015年12月23日 13:43 ]

「内田篤人写真展 by HUBLOT」初日記念イベントのオープン前にトークショーを行った内田篤人

 シャルケの日本代表DF内田篤人(27)が23日、東京・表参道で開催される写真展「内田篤人写真展 byHUBLOT」(25日まで)の初日記念イベントとしてトークショーを開催。6月に手術した右膝の状態について「あとちょっと」とし、復帰に向けて順調に回復していることを明かした。

 内田は6月の手術後、リハビリを重ねてきたが、年内の実戦復帰は叶わなかった。現在の状態について「画像も筋力的にも強くなっているので、問題ない。順調にはきている。あとはいつ合流できるかというのをチームと話し合いながらやっている。あとちょっとですね。あと、ちょっとが長いんだけど」と説明。「筋力に関しては(ブラジル)W杯前より全然強くなっている。自分でもびっくりするぐらいパワーが付いている」と自信を見せながらも、復帰時期については「日によって腫れ方も痛みの強さも違う。難しいね」と慎重だった。

 今年1年を漢字一文字で表すならと聞かれるも「膝」と即答。「いい友だちができました。うまく付き合っていきます」とけがとの長い付き合いになることを認めつつ、「今年1年はずっと膝痛いなと思っていた。年齢的には一番いい時期なんですけど、その1年をだいぶ棒に振ったなという思いが強い」。4月以降、試合出場がない状態だが、「だいぶ長いこと離れているので、サッカーをやりたいなと思えるようにもなってきています」と話した。

 来年3月にはW杯予選もある。「(代表のことは)あまり考えてないかな。大きなけがだったし、場所も悪かった」としながらも「まずはチームで活躍して呼んでもらえること。また代表に呼んでもらえるように頑張ります」とした。

 シャルケは今季で在籍6年目になる。「必要としてもらっていて契約延長の話が来てこの感じになっている。自分がやってきたことを無駄にはしたくないし、作ってきた立場、居場所なので大事にしたい」。他国のリーグについては「興味はあるけど、僕一人でどうこうできるわけじゃないし、代理人がどうにかしてくれないと他のリーグも楽しそうなのでね」と笑った。

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