澤のラストゲーム相手は新潟！ＰＫ戦で20歳ＧＫ福村が３本止めた

＜皇后杯準決勝　日テレ・新潟＞ＰＫ戦で日テレ５人目・阪口のＰＫを止め勝利に導いた新潟ＧＫ福村は笑顔

　サッカーの皇后杯全日本女子選手権準決勝が２３日、川崎市の等々力陸上競技場で行われ、新潟が１―１からのＰＫ戦を３―２で制し、前回覇者の日テレを下して２年ぶりの決勝進出を決めた。

　
　前半１１分に先制を許した日テレは同３４分、ＭＦ阪口のＦＫをゴール前で繋ぎ、最後はＭＦ中里が豪快に蹴り込んで同点。１―１で折り返した後半は一進一退の攻防となり、両チーム得点が奪えず、試合は延長戦に突入した。

　延長戦に入っても得点は動かず、勝負の行方はＰＫ戦に。新潟は２０歳のＧＫ福村が３本のキックを止める活躍を見せてチームを決勝へと導いた。

　初タイトルを目指す新潟は２７日に行われる決勝（等々力）で、今大会を最後に現役を引退するＭＦ澤穂希（３７）が所属するＩＮＡＣ神戸と対戦する。