寿人　クラブＷ杯３位に満足も視線は２冠天皇杯

広州恒大戦の前半、軽快な動きを見せる佐藤（右）

クラブＷ杯３位決定戦 広島２―１広州恒大

（12月20日 横浜国際）
　広島のＦＷ佐藤が持ち前の得点感覚で存在感を示した。

　両チーム最多タイの４本のシュートを放ち、前半２３分には清水のクロスを巧みに頭で合わせて相手ゴールを脅かした。ＧＫの好守に阻まれて今大会は不発に終わったものの「前回（１２年）の５位を上回ることができてよかった」と喜びを口にした。貪欲なエースの視線は早くも次のタイトルに。「まだ天皇杯がある」と２６日の準々決勝・ＦＣ東京戦へと視線を向けた。