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ハリル監督 体脂肪率12%以上お断り「超えたら消えてもらう」

[ 2015年12月21日 05:30 ]

クラブW杯の視察に訪れた日本代表のハリルホジッチ監督

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(63)が20日、都内のホテルに国内組の代表候補27選手を集めて昼食会を兼ねたミーティングを行った。

【W杯アジア2次予選順位表】

 冒頭でハリルホジッチ監督は白板に大きく「12%」の文字を記した。「体脂肪のマキシマムのパーセンテージ。12%を超える選手は日本代表から消えてもらう」。昼食前に行われた“座学”は約1時間半。いきなり来季は体脂肪率12%以上の選手は招集しないと断言した。さらに指揮官はポジション別の課題を挙げレベルアップを求めた。

 【GK】周囲とのコミュニケーション不足。緩慢なプレーには怒号を飛ばす必要性も強調。

 【センターバック】攻撃参加した後の戻りが遅いことに不満。「歩いて戻る癖がついているが、ダッシュでポジションに戻るように」。

 【サイドバック】相手がサイドでボールを持った際の距離が遠い。クロスを上げさせない位置まで寄せるように。

 【MF】裏に抜ける動きなどスプリント回数が少ない。宇佐美には「疲れた時に引いてボールをもらう回数が増えるのはよくない」と注意。

 【FW】「決定力が低い」。両足ともシュート技術を身につけるよう注文。

 他にも食事の取り方、筋力トレのメニューなどを厳命。「海外組も国内組も差別はしない。先発に海外組が多いのはパフォーマンスがいいから」と国内組の奮起を促した。

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