新潟 鮮やか逆転!先発6人入れ替えの緊急事態も勝ち点3獲得

[ 2015年9月20日 05:30 ]

<神戸・新潟>後半40分、新潟・山本(左)が勝ち越しシュートを決める

J1第2S第11節 新潟2―1神戸

(9月19日 神戸ユ)
 新潟はアウェーで神戸に2―1で逆転勝ちした。後半15分に先制点を許したが、同19分にFW指宿洋史(24)が同点ゴールを決めると、同40分にはMF山本康裕(25)が勝ち越しゴールを決めて逆転した。リーグ戦2戦ぶりの勝利で、第2ステージは4勝3分け4敗の五分。敗れた甲府と勝ち点29で並び、得失点差で年間14位に浮上した。

 総力戦でもぎ取った価値ある勝ち点3だった。先発6人が入れ替わるチームの危機で、全員が最後まで走り抜いた。アウェーで挙げた勝ち点3に柳下監督も「勝ちたい気持ちを、一人一人がグラウンドで表現できた。ここ(ハート)が体を動かすということ」と、興奮気味に振り返った。

 前節のホーム横浜戦の先発4人が出場できない緊急事態だった。左SBコルテースが右内転筋を痛めて離脱。「新潟の心臓」ボランチのレオ、左SH加藤、右SB川口は出場停止。7月に加入した林裕煥(イムユファン)がCBで初先発し、来季加入が内定している特別指定選手のMF端山がボランチでリーグ戦初先発。2トップはラファエルと指宿が入り、前節から先発6人が入れ替わった。

 それでも、柳下監督は「今までやっていることをやればいい」と話して送り出した。林裕煥は来日直後に左腿を痛め、10日にチーム練習に合流したばかり。一度も練習試合を経験せずにリーグ戦のピッチに立った元韓国代表のベテランDFは「経験を生かしたい」とゴール前で体を張った。

 ボランチに入った佐藤は、持ち味の運動量を生かしてピッチを縦横に走り回った。右SBに入った舞行龍も慣れないポジションで奮闘。前半からペースを握ったが、前半37分に林裕煥が左腿を痛め、交代。0―0で迎えた後半15分に、一瞬の隙を突かれて先制を許してしまった。

 しかし、下を向く選手はいなかった。4分後の19分にDF前野の浮き球でゴール右脇に抜け出したFW指宿が、今季の目標に掲げた2桁に届く公式戦10ゴール目の同点弾。同40分にはMF山本が今季リーグ戦6ゴール目を決めて逆転した。

 「苦しい時間帯だったので、うれしかった。胸を張って、新潟に帰りたい」と山本。14位に浮上し、残留争いからまた一歩、遠ざかったチームのターゲットは、勝ち点2差に迫った13位・鳥栖に変わる。

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