ハリル監督いまだ不満たらたら…最下位の東ア杯、日程しだいでは「１位」

会見中、身振り手振りを交えて話すハリルホジッチ監督

日本代表メンバー発表

　日本サッカー協会は２７日、２０１８年ワールドカップ（Ｗ杯）ロシア大会のアジア２次予選２試合に臨む日本代表メンバー２３人を発表。会見に臨んだバヒド・ハリルホジッチ監督（６３）は、会見の中で惨敗に終わった東アジア杯（中国・武漢）について自ら触れ、改めて日本代表のスケジュールに不満を露わにした。

　国内組で臨んだ東アジア杯では、２分け１敗とまさかの白星なしで最下位。ハリルホジッチ監督は、１―２で逆転負けを喫した初戦の北朝鮮戦後、「３日前にたどりついて２回しか練習していない。フィジカル的な問題が決定的な違いを生んだ」と日程に怒りをぶつけていた。

　その怒りはいまだ収まっていないようで、「私の人生で４試合勝ちがないのは初めて」とした上で、今回の合宿についても「色々なことを準備したいが、２日間のトレーニングで全部できるか分からない。東アジア杯も１試合目で勝っていたらおそらく１位で終わっていた。２、３日の休息期間があれば１試合目にも勝っていたと思う」と持論を展開した。