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ハリル監督、PK獲得法自ら伝授へ 得点力不足解消に「これはインテリジェンス」

[ 2015年8月27日 16:56 ]

ハリルホジッチ監督
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日本代表メンバー発表

 2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会のアジア2次予選に臨む日本代表メンバー23人を発表したバヒド・ハリルホジッチ監督(63)は、9月3日のカンボジア戦(埼玉)と同8日のアフガニスタン戦(イラン=中立地)の前に行う代表合宿で、得点力不足を補うため自らPK獲得方法を代表選手に伝授することを明かした。

 日本代表は6月16日に行われたW杯2次予選初戦のシンガポール戦(埼玉)でまさかのスコアレスドロー。今月行われた東アジア杯(中国・武漢)では2分け1敗と、現在4試合連続で白星から遠ざかっている。

 「私の人生で4試合勝ちがないのは初めてです」と悔しさを露わにしたハリルホジッチ監督は「ペナルティーエリアの中でファウルを誘うのはインテリジェンス。これは時には必要なこと」と力説。

 自身が日本代表監督に就任し、指揮を執った7試合で「PKを1回ももらっていない。これを教えていかないといけない」とし、「私は17、8歳の時にFWで長い間プレーをし、多くの点を取った。何度もPKも取りました。自分でPKを取りにいき、それで試合を動かしたこともある」と自らの経験を交えつつ「それをFWに教えてあげたい。おそらく、そういう習慣がないのだろうが、こういうことがチームを強くする」とPK獲得の重要性を説いた。

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