なぜ…川島落選「残念ながら自分のクラブを探すことができていない」

ハリルホジッチ監督が選んだＧＫ陣に川島の名前はなかった

　日本サッカー協会は２７日、２０１８年ワールドカップ（Ｗ杯）ロシア大会のアジア２次予選に臨む日本代表メンバー２３人を発表し、正ＧＫの川島永嗣（３２）がメンバーから落選する“波乱”があった。

　会見に臨んだバヒド・ハリルホジッチ監督（６３）は西川（浦和）、東口（Ｇ大阪）、六反（仙台）を３人のＧＫを選出した後、メンバーから漏れた川島について自ら言及。「今回、川島が初めてグループに入っていないが、彼は残念ながら自分のクラブを探すことができていない」と落選の理由に所属チームがないことを挙げ、「おそらく近いうちにあるクラブに決まると思う」と前置きした上で「ここ４、５年、代表の先発メンバーでありながら、海外のクラブを見つけられないのは驚きに感じている。できるだけ早く移籍先を見つけてほしい」と話した。

　川島は２０１２年からプレーしたベルギー１部のスタンダール・リエージュを今年５月に退団。Ｊリーグには戻らないことを明言し、海外で移籍先探しを続けている。

　日本代表は、９月３日に埼玉スタジアムでカンボジア代表と、同８日には中立地のイランでアフガニスタン代表と対戦する。