×

最下位の新潟、中盤の要レオ・シルバが胆のう摘出手術

[ 2015年6月3日 10:55 ]

新潟のレオ・シルバ

 J1新潟は2日、肝機能の数値に異常が見られたため、5月13日にブラジルに一時帰国したMFレオ・シルバ(29)が現地で精密検査を行った結果、急性胆のう炎と診断され、腹腔鏡下による胆のう摘出手術を現地時間5月16日に行ったと発表した。

 クラブによると、レオ・シルバは5月10日のJ1第1ステージ第11節・横浜戦(日産ス)にフル出場した翌11日に腹痛のため新潟市内の病院で検査を行い、肝機能の数値異常が判明。12日に新潟市内の病院で精密検査を行った後、13日に精密検査のためブラジルへ一時帰国。現地時間5月15日にブラジルで精密検査を行い、翌16日に胆のうの摘出手術を受け、現在は経過観察中だという。

 山際浩史チーフドクターはクラブを通じ、「術後の経過について、現地ドクター・本人と随時連絡をとり、復帰へ向けて進めて行きたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いいたします」とコメント。

 術後の経過は良好で、現地時間今月16日に精密検査を行った上で具体的なリハビリ方針と再来日の日程などについて決定する。

 13年に加入したレオ・シルバは新潟の中盤の要で、今季も離脱するまで累積警告による出場停止1試合を除く全10試合に先発出場し、3得点をマークしている。新潟は現在、5戦連続勝ちなしの4連敗中で最下位の18位に低迷しており、J2降格危機に直面するチームにとっても手痛い離脱となった。

続きを表示

2015年6月3日のニュース