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大仁会長 ブラッター会長辞任に驚きも「正常化のために最大限努力」

[ 2015年6月3日 11:46 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長(79)が辞任する意向を表明したことを受け、日本サッカー協会の大仁邦弥会長(70)は「正常化のために最大限努力する」とのコメントを日本協会を通じて発表した。

 大仁会長は、FIFA総会を終えて5月31日に帰国した際、現職のFIFA副会長2人を含む関係者が起訴された汚職事件について「これまでも疑惑があったが、手を打てず自浄作用も働かなかった」と話し、ブラッター会長の5選に「サッカーの世界のトップなので、その意味で責任がある」と一連の事件におけるブラッター氏の責任を指摘していた。

 今回発表したコメントでは「今回の発表は、会長選挙からまだ日も浅く大変驚いています」と驚きを隠せなかったが、「しかしながら、私達はこれを真摯に受け止め、FIFAの清浄と再建を進める為に、これまで通り透明性とインテグリティ(高潔性・清廉性)を大切にしながら、サッカーのために、また今後の改革と正常化のために最大限努力することを継続していきたいと考えています」としている。

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2015年6月3日のニュース