小倉氏　１６年ぶりに“古巣復帰”名古屋のＧＭ補佐に就任

名古屋のＧＭ補佐に就任し、久米社長（右）とポーズをとる小倉隆史氏

　名古屋のＧＭ補佐に就任した小倉隆史氏（４１）が豊田市内で会見を開いた。９２年に入団しクラブの顔としてプレーした元日本代表ＦＷは１６年ぶりに古巣に復帰。監督業も視野に入れていただけに、フロント職での復帰は本人にとっても想定外だったが、「本当に悩みましたが、なかなかないケース。グランパスを何とかしたいという気持ちを大事にしたい」と抱負を口にした。

　最も求められるのがそのポジティブな性格だ。４月から社長とＧＭを兼任する久米氏は自身の後継候補に対し、「元気と笑顔を持ってこの職に就いてほしい」と期待をかける。新ＧＭ補佐自身も「キャラは変わらない。勉強させてもらいながらＧＭ像をつくっていけたら」とイメージを思い描いた。名古屋草創期のスターがクラブの象徴として新たな道を歩む。