×

エゴ捨てる!長友 惨敗W杯は「自分の理想求めすぎた」

[ 2015年1月12日 06:00 ]

練習で軽快な動きを見せる(左から)香川、長友、本田

アジア杯1次リーグD組 日本―パレスチナ

(1月12日 ニューカッスル)
 日本代表DF長友がエゴを捨てフォア・ザ・チームで大会連覇を誓った。現地入りして以来、4日の練習試合後を除いて多くを語らなかったが、先発が確実な左サイドバックはこの日、内に秘めた一端を吐露。「一つ僕が強く思うのは、どれだけチームのためにプレーできるかということ」と大会に懸ける強い思いを語った。

 大きな期待を持って臨んだW杯ブラジル大会でまさかの1次リーグ敗退。長友は人生初めて「目標を失った」という。それでも「サッカーを楽しむ」と原点に立ち返ることで、約2カ月を経て心身ともに復活。W杯を「自分の理想を求めすぎた。エゴの部分がチームのために犠牲になるという部分を上回ってしまうと難しい」と振り返り、「チームのためにどれだけ走れるか、犠牲になれるか」と強調した。

 選手ミーティングでも自己犠牲の重要性を発言したもようで、「みんながそういうプレーができれば、今の日本の力だったら頂点に立てる」ときっぱり。生まれ変わった長友が、チームのために縦横無尽にピッチを走り回る。

続きを表示

2015年1月12日のニュース