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昨年のリベンジ!星稜FW森山が延長で2発「迷惑かけてきたので…」

[ 2015年1月12日 17:08 ]

<前橋育英・星稜>延長後半10分、ゴールを決める星稜・森山

第93回全国高校サッカー選手権大会決勝 星稜4―2前橋育英

(1月12日 埼玉)
 勝ち越し、ダメ押しの2得点を決めて星稜を勝利に導いたのは、昨年の決勝で逆転負けの悔しさを味わったFW森山泰希(3年)だった。

 2―2の延長前半5分、相手DFに囲まれながらも左足を一閃。強烈なシュートはゴール中央へと突き刺さり、勝ち越しに成功した。延長後半9分、今度は右足で強烈なミドルを叩き込んで勝利を決定づけた。

 昨年の富山第一との決勝では、1点リードの後半25分に左クロスにヘッドで合わせ、リードを2点に広げる貴重なゴールを決めた。しかし森山がピッチを退いた後にチームは後半41分から2点差を追いつかれて延長戦に入り、PK戦突入目前の延長後半9分に決勝点を許して初優勝を逃した。

 あれから1年。舞台は国立から埼玉に変わり、決勝の思い出も涙から笑顔に変えた。今大会初ゴールが値千金の一撃となった背番号11は「今までチームに迷惑かけてきたので、最後は貢献しようと思って、できたので良かった。日本一うれしいです」と晴れやかな笑顔を見せた。

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