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FC東京“不敗神話”崩れた…指揮官「相手は中盤でおかしなシーンが」

[ 2014年10月18日 20:47 ]

<大宮・FC東京>後半、悔しそうな表情を見せるFC東京・武藤

J1第28節 FC東京0―1大宮

(10月18日 NACK)
 FC東京は18日、ここまでJ1ではカップ戦も含め12戦全勝だったNACKで大宮と対戦し、0ー1で敗れた。前半43分に相手の早いリスタートから失点。後半に入り反撃し一方的に攻めたが、最後まで相手のゴールを割ることはできなかった。

 失点シーンでは、森重が敵陣で相手選手にタックル。ボールに触ったと思われたが、主審はファウルのジャッジ。大宮はチームメートの1人がそのままピッチに倒れ込んでいる中で、早いリスタートから得点を奪った。FC東京の選手はオフサイドを訴えたが判定は覆らず、結局この1点が決勝点となった。

 試合後、FC東京のマッシモ・フィッカデンティ監督は「90分間、敵陣で試合をした。相手は中盤でおかしなシーンがあった中、唯一のチャンスをものにした」と試合を振り返った上で、森重のタックルがファウルと判定されたシーンに関しては「あのファウルは議論されるべきもの」と疑問を呈し、「われわれのチームは常にフェアにプレーし、すべてをピッチに出し切っている。こういったチームはペナルティーを与えられるのではなく、しっかり賞賛されるべきだ」と訴えた。それでもイタリア人指揮官は「これもサッカーの一部」と潔く敗戦を受け入れ、22日のホーム広島戦に向け必死に前を向いた。

 チームはこれでクラブ記録の14戦連続無敗を記録した後、0-1で敗れた5日の仙台戦に続き連敗となった。

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2014年10月18日のニュース