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徳島、崖っ縁 神戸相手に一度は逆転も…ドローでホーム初勝利ならず

[ 2014年10月18日 14:55 ]

J1第28節 徳島2―2神戸

(10月18日 鳴門大塚)
 J1第28節は18日、各地で行われ、最下位の18位に沈む徳島はホームで神戸と2―2で引き分け。連敗は6でストップしたが、7試合連続勝ちなしとなった。勝ち点は試合前から1つ積み上げて13としたものの、残り6試合でのJ1残留は極めて厳しい状況となった。

 前半29分、FWマルキーニョスに先制ゴールを決められる苦しいスタートとなった徳島は、同45分にDFアレックスの今季初ゴールで同点。後半7分にはロングパスに反応したDF橋内のシュートが相手のオウンゴールを誘発して1度は逆転に成功した。

 だが、後半開始から途中出場した日本代表MF森岡に同22分にワンツーから抜け出されて決められ2―2とされ、今季初となるホームでの白星を逃した。

 四国初のJ1昇格を果たした徳島だったが、鳥栖との開幕戦では5失点の大敗スタート。現行制度では11年に福岡が記録したJワースト記録に並ぶ開幕9連敗を喫した。7月にはコロンビア人の守備的MFエステバンと10年にC大阪、11年にG大阪で計35試合23得点をマークしたブラジル人FWアドリアーノを攻守の要として緊急補強したが、起爆剤にはならず、開幕からここまで1度も最下位を脱出できていない。

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2014年10月18日のニュース