武藤３戦連発ならず…ＦＣ東京　無敗記録止まる痛恨の１敗

＜仙台・ＦＣ東京＞厳しいマークにバランスを崩すＦＣ東京・武藤

Ｊ１第２７節 ＦＣ東京０―１仙台

（10月5日 ユアスタ）
　ＦＣ東京はアギーレジャパン最大勢力となる権田、森重、太田、武藤の４選手を擁しながら一発に泣き、痛恨の黒星。ファウル覚悟の相手の厳しいマークに遭った武藤は前半の決定機を生かせず、自身初の３戦連発はならなかった。１８分には太田の左クロスがＤＦに当たり、ファーサイドに流れＧＫと１対１に。だが右足シュートはＧＫにはじかれ、「あれを決めていれば流れが変わっていた」と唇をかんだ。

　守備は権田、森重を中心に相手にほとんど決定機をつくらせなかったが、後半３０分にウィルソンの至近距離からのシュートを権田が一度ははじきながらこぼれ球を赤嶺に押し込まれた。エドゥーの退場も響き、５月１０日の徳島戦から続いていた無敗記録が１４でストップ。ユアスタでの初勝利もお預けとなり、太田は「負けるのは本当に悔しい。あと７試合。負けるのはこれが最後にしたい」。この悔しさはまず代表で晴らす。