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セレッソ再び降格圏…完敗で今季最低の17位に転落

[ 2014年10月6日 05:30 ]

<清水・C大阪>後半5分、平岡(右)に頭から突っ込まれボールを取られるカカウ

J1第27節 C大阪0―3清水

(10月5日 アイスタ)
 敵地で0―3の完敗を喫したC大阪が、わずか1週間で降格圏へと逆戻りした。試合開始から清水の勢いに飲まれ前半8分に先制点を奪われる。その後は何度も決定機を作られながら耐えていたが、後半13分にMF楠神が足裏のタックルで一発退場。同32分には、好セーブを連発していた韓国代表GK金鎮鉉(キムジンヒョン)の落球から追加点を献上した。

 前節は首位浦和を撃破し16位から14位に浮上。残留を争うライバルとの直接対決も気持ちは入っていたものの、相手はそれ以上だった。「立ち上がりで後手に回ってしまった」と大熊監督と話せば、右MFで先発した永井も「(清水が)チャレンジャーの気持ちで来たのを受けてしまった」と肩を落とした。FW南野がU―19日本代表遠征で不在の中、攻撃面でも迫力を欠き、清水との順位は逆転。仙台と大宮にも抜かれ、今季ワーストの17位にまで転落した。

 ベンチには右膝手術で今季絶望となったMF山口のユニホームを置き、結束を高めたはずだった。「きょうは完敗。自分を含めて、自分たちのプレーができなかった」とFW杉本。残るは7試合。さらなる奮起と試合内容の向上がなければ、最悪の結末を招きかねない状況だ。

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2014年10月6日のニュース