コートジ戦から教訓 最終ライン、引いて守る“現実路線”も

[ 2014年6月17日 10:00 ]

コートジボワール戦の後半14分、同点ゴールを決められ声を荒らげる川島(中央)

W杯1次リーグC組 日本―ギリシャ

(6月19日 ナタル)
 勝利のため、時には理想を捨てる。逆転負けを喫したコートジボワール戦から一夜明け、選手たちはそれぞれが課題と修正点を感じていた。前線からのプレスがはまらず、後手後手の戦いを強いられた初戦。守護神の川島、そして最終ラインを支える森重らDF陣は、局面によっては現実路線へと切り替える覚悟を示した。

 川島「内容だけじゃなく勝つことを見せないといけない。その中で、我慢するところは我慢しないといけない」

 森重「プレスがはまらず試合中に修正できなかった。前から(プレスに)いけなかった時に、後ろでコンパクトに守る時間も必要だったかな」

 前線からの連動した守備で、高い位置でボールを奪って一気に攻めるのがザックジャパンの基本戦術。だが、その攻撃的な守りが崩壊した。プレスの網を簡単にかいくぐられたことから、前と後ろは分断され、チグハグな状態が90分間を通して続いた。

 やみくもに前に行くだけでは勝ちきることはできない。全体で引いて耐える時間も必要だということが、逆転負けから得た教訓の一つだ。「自分たちの良さを出そうという気持ちがある中で、結果にこだわらないといけないというのもあった。それをコントロールできなかったのが初戦だった」と川島。決勝トーナメント進出へ崖っ縁に立たされた。もう同じ失敗を繰り返すことはできない。

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