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イラン ナイジェリアと勝ち点1分け合う、今大会初のドロー

[ 2014年6月17日 05:53 ]

<イラン・ナイジェリア>激しく競り合うナイジェリアのオシャニワ(上)とイランのゴーチャネジハド(AP)

W杯1次リーグF組 イラン0―0ナイジェリア

(6月16日 クリチバ)
 ワールドカップ(W杯)ブラジル大会第5日は16日(日本時間17日)に1次リーグが行われ、F組はイラン(FIFAランク43位)とナイジェリア(同44位)が対戦。互いに決め手を欠いた試合は今大会初の引き分けに終わり、勝ち点1を分け合った。イランもアジア勢の今大会初勝利を挙げることができなかった。

 前半、ナイジェリアは立ち上がりから高い身体能力を生かした素早い攻撃を展開。ボール支配率で圧倒し、早い時間帯に波状攻撃をかけるも、なかなかゴールは割れなかった。

 一方、イランは粘り強い守備で対応。徐々に攻撃にもリズムが出始め、前半34分には右CKからゴール前に入ったボールに、ゴーチャネジハド(チャールトン)が頭で合わせるが、GKエニェアマに阻止され先制機を逃した。

 0―0のまま折り返した後半も、主導権を握ったのはナイジェリア。再三、相手陣内深くに攻め込むも、フィニッシュにつなぐプレーに精度を欠き、ゴールを奪えない。26分には左クロスにアメオビ(ニューカッスル)が頭で飛び込むも、枠をとらえることができなかった。

 互いに決め手を欠きスコアレスドロー。イラン、ナイジェリアともに勝てば98年フランス大会以来の白星だったが、16年ぶりの勝利はお預け。次戦は21日。イランはアルゼンチンと、ナイジェリアはボスニア・ヘルツェゴビナと対戦する。

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2014年6月17日のニュース