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“悪童”再び!DFペペ 祖国W杯で悪夢の一発退場…

[ 2014年6月17日 03:22 ]

前半、倒れたミュラーに頭突きをして一発退場になったポルトガル代表ぺぺ(AP)

W杯1次リーグG組 ポルトガル0―4ドイツ

(6月16日 サルバドル)
 ポルトガル代表DFペペ(Rマドリード)が31歳で迎えた2度目のW杯の舞台は悪夢のスタートとなってしまった。

 かつてメッシ(バルセロナ)を試合中に故意に踏みつけたり、倒れている相手選手の背中を思い切り蹴飛ばし一発退場となったこともある“悪童”にとって今大会は自身が生まれ育ったブラジルでの開催。18歳まで過ごした祖国への恩返しへ意気込みが空回りしてしまった。

 2点のリードを許した前半37分、MFミュラーと競り合うなか右手が相手の顔に当ってしまい、これが事件のきっかけとなる。大袈裟にピッチに倒れむMFミュラーに対し、怒りを我慢出来ないDFペペは話かけるふりをして頭突きを一発。しかし、主審はこれを見逃してくれず一発退場。これが勝敗を決定づけてしまった。

 これでペペは次戦ガーナ戦も欠場が決定。ポルトガル代表では“悪童”の評判ほど悪質なプレーを見せてこなかったが、このプレーにより再びその悪しき行いが世界中に注目されてしまうことになりそうだ。

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