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広島20年ぶり開幕連勝 寿人スーパーFK、塩谷2戦連続V弾

[ 2014年3月9日 05:30 ]

<広島・川崎F>試合終了間際、決勝のFKを決めサポーターの前で喜ぶ広島・塩谷。右は水本

J1第2節 広島2―1川崎F

(3月8日 Eスタ)
 広島はスーパーゴール2発で第1ステージを制した94年以来20年ぶりの開幕2連勝を飾った。

 0―1の後半12分、佐藤が青山の縦パスに反応。相手を背負いながらトラップを浮かせ、反転しながら左足ボレーを決めた。今季初得点はゴールの位置を全く見ずにネットを揺らす芸術弾。「常にゴールの位置は背中で感じている。トラップも狙い通り」と胸を張った。

 後半ロスタイムには、塩谷が約20メートルの直接FKを右足弾丸ライナーで突き刺し2戦連続決勝弾を決めた。試合前日に病床にあった義理の祖父が死去。妻の家族から「葬式に出ないで試合に集中してください」と背中を押され「どうしても勝ちたかった」と燃えていた。

 11日のACL・セントラルコースト戦(オーストラリア)を経て、15日は浦和と対戦。佐藤は「(広島から移籍した西川)周作から得点することしか考えていない」と笑った。

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2014年3月9日のニュース