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浦和 横断幕で声明「差別的発言・行為は断じて許されない」

[ 2014年3月9日 00:20 ]

 J1浦和は8日、ホームの埼玉スタジアムで行われた鳥栖戦で差別的な意味にも取れる「JAPANESE ONLY」の横断幕が掲出されたことなどについて、同日夜に公式サイトで「サガン鳥栖戦での出来事について」と題した声明文を発表した。

 クラブは横断幕について「本日行われましたJリーグ第2節サガン鳥栖戦におきまして、差別的と解釈されかねない発言と行為がありました」と報告し、「クラブとしましては、差別的発言・行為は断じて許されるものではないと考えています」との姿勢を強調。「浦和レッズは『差別的発言』の禁止など『重点禁止6項目』の遵守を呼びかける『SPORTS FOR PEACE!』プロジェクトを2014シーズンから強化して取り組んでおります。差別の最大の抑止は一人一人の心にあると考えております。そのために、浦和レッズは今後も『SPORTS FOR PEACE!』プロジェクトの啓発を軸に訴えを続けて参ります」とした。

 横断幕は浦和のゴール裏観客席の入り口付近に掲出されたが、掲げた人物は特定されていないという。クラブは「今回の出来事につきましては、事実確認のうえ適切な対応に取り組んで参ります」とし、事実を確認した上で再発防止に努めるとしている。

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2014年3月9日のニュース