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市船 2冠の夢散…ボール保持率圧倒も堅い守備崩せず零敗

[ 2014年1月6日 05:30 ]

京都橘に敗れガックリの市船橋イレブン

全国高校サッカー選手権準々決勝 市船橋0―2京都橘

(1月5日 駒沢)
 夏冬連覇が夢と消えた。市船橋(千葉)はボール保持で圧倒したが、カウンターを狙う相手の術中にはまって2失点。シュートは相手の7本を上回る10本を放ったが、堅い守備に屈した。朝岡監督は「選手は名門というプレッシャーを力に変えて、責任感を持ってピッチに立っていた」と目を赤くしてイレブンをねぎらった。

 初戦の中津東(大分)戦を迎えた2日早朝のミーティングではベンチ外の3年生があいさつし、DF磐瀬主将は「出場しない選手の気持ちを忘れないで優勝しよう」と涙ながらに誓った。だが、2年ぶりの頂点には届かなかった。J2京都入りする磐瀬は「小屋松の方がレベルが上だった。落ち込んでいてもレベルは上がらない。上のレベルでプレーできるように頑張りたい」と話し、同じく京都入りするFW石田は「(朝岡)監督に恩返しができなかった。情けない」と泣きじゃくった。

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2014年1月6日のニュース