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ファビオ退場響く…マンU 香川フル出場もFA杯敗退

[ 2014年1月6日 04:17 ]

FA杯3回戦で敗れショックを受けるマンチェスター・Uの香川(右)

 FAカップ3回戦は5日に各地で行われ、日本代表MF香川が所属するマンチェスター・ユナイテッドはホームでスウォンジー・シティーと対戦。1―1で迎えた試合終了間際にコートジボワール代表FWボニーに決勝点を決められ1―2で敗戦。3回戦から登場したマンチェスターUだったが、早くも大会から姿を消すこととなった。香川は左MFとしてフル出場し、精力的にボールに絡んだが決定機は作れなかった。

 ルーニーやファンペルシーら主力を欠くマンチェスターUは、FWエルナンデスやDFビュットナーなど控え組が多く先発に名を連ねた。すると前半12分、相手FWルートリッジにあっさりDFラインの裏をとられ、華麗なループシュートを決められてしまう。

 先制点を許したマンチェスターUだったが同16分、左サイドを駆け上がったDFビュットナーがゴール前に鋭いクロスを送ると走りこんだFWエルナンデスが左足でダイレクトシュート。わずか4分間でマンUが同点に追いついた。

 試合は激しい打ち合いなるかと思われたが、その後はこう着状態。1―1のまま迎えた後半35分、同31分に投入されたばかりのDFファビオが相手に対する足の裏を向けた悪質タックルで一発退場。10人となりトップ下にポジションを移していた香川も守備に戻ることを余儀なくされ、チームはバランスを崩していく。

 すると試合終了間際の90分、FWルートリッジに右サイドを突破されクロスを上げられると、中央で待ち構えていたFWボニーに打点の高いヘッドで決勝点を決められ万事休す。これで1日のトットナム戦に続き公式戦2連敗。マンチェスターUの2014年は最悪の滑り出しとなってしまった。

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2014年1月6日のニュース