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鹿島 大迫がドイツ・1860ミュンヘン移籍「悩みましたが厳しい環境で成長を」

[ 2014年1月6日 13:20 ]

ドイツへの移籍が決まった鹿島の大迫

 サッカーのJ1鹿島は6日、日本代表FW大迫勇也がドイツ2部リーグの1860ミュンヘンに移籍すると発表した。

 ミュンヘンは深刻な得点力不足に陥っており、11季ぶりの1部復帰の切り札として、今季Jリーグで19得点を挙げたストライカーに白羽の矢を立てた。

 大迫はこの日ドイツに出発し、「5年間、お世話になりました。自分を成長させてくれたチームなので、移籍を決断するまで、かなり悩みました。それでも、自分を厳しい環境におくことで、サッカー選手として一層成長したいと思い決断しました」とコメント。

 さらに「将来、またアントラーズでプレーをさせてもらえるような選手になりたいと思います」とした。

 2部の中位に低迷する1860ミュンヘンだが、昨季欧州CL王者バイエルンMと同じアリアンツ・アレナを本拠としており、活躍すれば1部クラブの強化関係者にも目がつきやすい。クラブの来季1部復帰が実現しなくても2部ボーフムから1部フランクフルトに移籍した乾と同様の道筋をたどることが可能な環境だ。

 また1部クラブと比べて出場機会も得やすく「試合に出ることが一番」と語る大迫の方針とも合致。移籍に伴う出場機会の減少でW杯メンバーを外されるリスクも最小限に抑えられる。

 

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2014年1月6日のニュース