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W杯で「予想系くじ」発売へ 対象試合の海外拡大で

[ 2013年10月12日 08:53 ]

 サッカーくじを運営する日本スポーツ振興センターが来年6月開幕のワールドカップ(W杯)ブラジル大会を対象に、購入者が試合結果を予想するトトなど「予想系くじ」を販売することが12日、文部科学省関係者の話で分かった。

 18日の改正スポーツ振興投票法の施行で、現在は国内のJ1、J2などに限定されているくじの対象が、海外の試合にも広がることから同センターが検討を進めていた。

 イングランドのプレミアリーグと下部リーグ、FA(イングランド協会)カップ、ドイツ1部リーグも対象となるが、ビッグなど予想が不要な「非予想系くじ」の対象となる。

 2012年度は最高6億円の当せん金を目玉にしたビッグなどの非予想系くじが、サッカーくじ全体の売り上げの約85%を占めた。国内でも大きな話題を集めるW杯を対象にしたくじ販売は、低調な予想系くじを底上げする効果もありそうだ。この関係者は「W杯はトト方式でやる。予想した方が面白いという意見が多かった」と説明した。

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2013年10月12日のニュース