スタンコビッチ　引退試合にスタメン出場！代表最多出場記録を更新

引退試合となる日本戦に先発したセルビアのスタンコビッチ

国際親善試合 セルビア―日本

（10月11日 ノビサド）
　セルビア代表は１１日、欧州遠征中の日本代表とセルビア北部ノビサドで国際親善試合を行った。

　この試合が引退試合となるＭＦデヤン・スタンコビッチ（３５）はスタメン出場。セルビア陣営は代表最多出場記録を更新したスタンコビッチの通算キャップ数である「１０３」の数字が入ったユニホームで登場。日本の報道陣にもスタンコビッチの引退記念メモリアルブックが配られた。試合前の写真撮影では、スタンコビッチがインテル・ミラノでチームメートだった長友と肩を組み抱擁を交わした。

　スタンコビッチは前半１０分付近までプレーすると選手交代。長友ともお馴染みの“おじぎ”を交わし、スタジアム中の拍手を受けながら、ゆっくりとピッチを周り観客の声援に応えＭＦラドバノビッチと代わりピッチの外へ。ミハイロビッチ監督や家族との抱き合うと、感極まった表情で再びスタンドからの声援に応えベンチへと下がった。