本田Aマッチ初3戦連発だ!“成り上がり”の一戦再現

[ 2013年9月10日 06:00 ]

スライディングでボールを奪いに行く本田(中央)

キリンチャレンジ 日本―ガーナ

(9月10日 日産ス)
 日本代表は10日、国際親善試合でガーナ代表と対戦。トップ下で先発が濃厚なMF本田圭佑(27=CSKAモスクワ)が自身初となる国際Aマッチ3試合連続弾を狙う。ガーナは09年9月9日の対戦でレギュラー定着のきっかけをつかんだ験の良い相手。自らのゴールで格上相手に対する連敗を止めて、目標に掲げる14年W杯ブラジル大会優勝への一歩とする。

 他の選手を寄せ付けないオーラを放っていた。ガーナ戦を翌日に控えた公式練習のウオーミングアップ。本田はリフティングやパス交換で体をほぐす輪に加わらず、一人入念にストレッチを行った。その後に行われたボール回しでは激しいスライディングを見舞うなど気持ちの入ったプレーを披露。取材エリアでは笑みを浮かべながら、おなじみとなった「お疲れさまです」とだけ言い残し、自身初の国際Aマッチ3戦連続弾に向け集中力を研ぎ澄ませた。

 ガーナ戦には特別な思いがある。オランダ遠征中の09年9月9日に対戦し、本田は1―3の後半24分から中村俊に代わり途中出場。司令塔を任されると積極的に攻撃に絡み、4―3の逆転劇を演出した。4日前に行われたオランダ戦では直接FKの場面で中村俊とキッカーの座を奪い合い“衝突”。チームの和を乱したことが波紋を広げガーナ戦は後がない一戦だったが、結果で自らの窮地を脱した。この試合が転機となり主力に定着。10年W杯南アフリカ大会の活躍につなげ確固たる地位を築き上げた。

 6日のグアテマラ戦では3―0で大勝したが、相手はFIFAランク93位の格下(日本は37位)。ブラジル、イタリア、メキシコと対戦した6月のコンフェデ杯、8月14日のウルグアイ戦と、格上に対しては完敗が続いている。ガーナはFIFAランク24位の強豪で、W杯南アフリカ大会でも8強に進出した。今回はボアテング、エシエンらが不在とはいえ、ブラック・スターズの愛称を持つアフリカの雄との対戦は真価の問われる一戦となる。

 グアテマラ戦後に、本田は「ガーナが主力メンバーで来るなら僕たちよりも格上になる。どれだけ自分たちのプレーを出せるかが勝負。ビビらずにやりたい。サッカーどうこうの前に個人。基礎的なことをしっかりやらないといけない」と語っている。優勝を目指すW杯ブラジル大会まで、残り9カ月。4年と1日ぶりのガーナ戦を再びキャリアの転機にする。

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