チェルシー来日会見、GKツェフが過密日程に危機感…

[ 2012年12月11日 06:00 ]

来日会見を行ったチェルシーのGKツェフ

クラブW杯準決勝 チェルシー―モンテレイ

(12月13日 横浜国際)
 欧州王者に死角あり?トヨタ・クラブW杯に初出場するチェルシー(イングランド)が来日から一夜明けた10日、横浜市内で初練習を行った。練習前の来日会見では、GKツェフが強行日程に対する不安を口にした。

 チェコ代表守護神の表情が曇った。会見で13日の準決勝モンテレイ(メキシコ)戦までの調整について聞かれると「相手にはアドバンテージがある。既に日本に来て長く滞在しているし、きのうも良い試合をした」と9日に蔚山を3―1で破った北中米王者を警戒。決勝で対戦する可能性のある南米代表コリンチャンス(ブラジル)戦については「まだまだ先のこと。まず目前の試合に集中する」と慎重に語った。

 弱気にも聞こえる口ぶりの裏にあるのは、コンディション調整の難しさだ。8日の国内リーグ・サンダーランド戦の直後に飛行機に乗り込み、約12時間かけて日本に到着。試合と長旅で疲れた体と9時間の時差を整える時間はわずか3日しかない。リーグから大会直前の日程に配慮がなかったことについてツェフはサンダーランド戦後に「ドイツやイタリアではあるリーグからの助けがない。中3日で2試合を戦うのはかなり厳しい」と不満をぶちまけていた。

 来日初練習はウオームアップやボール回しなど、わずか1時間の軽めの調整。チームからかん口令が敷かれたのか、選手は一様に「しゃべれない」と報道陣の問いかけに一切応じずピリピリムードを漂わせた。大会5連覇中の欧州代表が準決勝で敗れれば現方式では史上初の屈辱。チェルシーに残された準備期間はあと2日だけだ。

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「久保建英」特集記事

2012年12月11日のニュース