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長友 右MFでフル出場、セリエA100戦目を勝利で飾る!

[ 2012年12月11日 06:00 ]

<インテル対ナポリ>後半、カバーニ(左)と激しく競り合う長友

セリエA インテル・ミラノ2―1ナポリ

(12月9日)
 インテル・ミラノのDF長友佑都(26)がイタリアでの公式戦通算100試合目を勝利で飾った。10年夏にチェゼーナに加入して2年半で積み上げた数字に「良い経験ができている。僕も成長している」と感慨深げに話した。

 右MFでフル出場したナポリとの上位対決では陰の勝利の立役者となった。ワイドに開いた相手MFを引き付け、味方のプレーエリアを拡大させた。長友は「(役割は)高い位置に張って、中盤の選手がプレーできるスペースをつくること」と戦術を明かし、狙い通りの2得点に胸を張った。

 後半途中からはポジションを下げて、守備で奮闘。パス交換の失敗から失点に絡み、2度ほど突破を許す場面も見られたが、DFラノッキアは「キャプテン(サネッティ)と長友がよく守ってくれた」と称えた。10日付の地元紙ガゼッタ・デロ・スポルトも及第点の「6点」を与えた。

 次戦ラツィオ戦(15日)をカズ(J2横浜FC)が観戦予定。「ホテルで会えればうれしい」と長友。日本人初のセリエA選手となったキングに成長した姿を見せる。

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