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前回大会で敗戦…“主将”藤田 ナイジェリアにリベンジを!

[ 2012年9月8日 06:00 ]

パス練習する藤田

U―20女子W杯3位決定戦 日本―ナイジェリア

(9月8日 国立)
 “ヤングなでしこ”藤田主将は最後の試合に並々ならぬ決意をのぞかせた。「主将としていろいろあったけど、みんなが助けてくれてここまでやってこられた。感慨深いです」。ドイツ戦の屈辱的な敗戦後、チームは重苦しいムードに包まれていたが「まだ終わったわけじゃないから!」と仲間に声をかけて回った。主将として「レベルアップするための試練」という考えをチームに落とし込むためだ。

 ナイジェリア戦はリベンジマッチだ。1次リーグ敗退だった前回10年U―20女子W杯ドイツ大会の第2戦でナイジェリアと対戦。藤田はボランチで出場したが、1―2で敗れ「凄く悔しい思いをさせられた」。だが、特徴はインプット済みで「メンバーは2年前と多少は違うけど、スタイルはそんなに変わらない。前回の教訓を生かしたい」と攻略に自信をのぞかせた。3月に負傷した左膝に痛みがあるが「ピッチに立つ以上、言い訳はしたくない。これまでは技術的なことに取り組んできたけど、最後は気持ちの戦い。意地をみせたい」。ホスト国の意地で、泥臭く勝利を目指す。

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