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ライバル大野と2人で2発 川澄「シノさんが本当にくれたので」

[ 2011年11月20日 15:34 ]

最終戦で1点ずつ決めて共に得点王となり、笑顔を見せるINAC神戸の大野(左)と川澄

なでしこリーグ第18節 INAC神戸4―1福岡AN

(11月20日 博多の森)
 なでしこジャパンのエース川澄が今季12点目を挙げ、初の得点女王のタイトルを手にした。

 2―0の前半35分、前線へのロングボールに反応すると、前節まで得点ランキングトップを並走していた大野にパス。「シノさん(大野)がパスくれるかなあと思ったら本当にくれたので、流し込むだけでした」と振り返ったように、大野からのラストパスを右足でゴールに叩き込んだ。

 後半28分には右サイドを突破して大野にラストパスを送り、ライバルをアシスト。得点女王を2人で分け合うことになったが、「得点王争いがチーム内でできたのは刺激になりました」と川澄。チームも無敗優勝を達成し、「これ以上ないシーズンだった」と喜びを語っていた。

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2011年11月20日のニュース