Ｃ・ロナウド２発!!ポルトガル予選突破

＜ポルトガルＶＳボスニア・ヘルツェゴビナ＞後半８分、ＧＫをかわして自身２点目のゴールを決めるＣ・ロナウド

欧州選手権予選プレーオフ第２戦 ポルトガル６―２ボスニア・ヘルツェゴビナ

（11月15日 リスボン）
　欧州選手権予選プレーオフ第２戦の４試合が１５日に行われ、ポルトガルはボスニア・ヘルツェゴビナを６―２で破り、２戦合計６―２で５大会連続出場を決めた。来年６月８日からポーランドとウクライナで開催される本大会出場１６カ国が出そろい、１２月２日に組み合わせ抽選が行われる。

　ポルトガルが土壇場で真価を発揮した。第１戦を０―０で引き分けて苦戦を予想する指摘もあった中、地元ファンの前で今予選最多の６得点と攻撃力が爆発。エースのＣ・ロナウドは２得点を含め４得点に絡んだ。

　「みんな俺がＦＫで得点するのに慣れっこになっただろうね。自分にとっても今では得意技さ」と振り返ったのは開始８分だった。ゴール正面から２５メートルの先制ＦＫ弾。勢いに乗った背番号７は２―１の後半８分に俊足を生かして追加点を挙げると、チームの４点目と６点目の起点となった。予選開始後に監督交代があり、終盤はベント監督と一部選手に不協和音。しかし「実力はピッチで証明するしかない」と呼びかけたＣ・ロナウドが主将としてチームをまとめ予選突破にこぎ着けた。