大野、指揮官に直訴!「サイドやらせてください」

[ 2011年8月24日 06:00 ]

吉備国際大との試合形式での練習で、ボールをキープする大野(左)

なでしこ合宿2日目 岡山・美作市

(8月23日)
 FW登録の大野が“サイド一本”に懸ける。ゲーム形式の練習を終えてバスに乗り込む直前、すっきりした表情で「監督にサイドをやらせてくださいと言いました」とひそかに固めていた決意を明かした。

 生粋のストライカーが右サイドハーフに転向したのはW杯直前だった。チーム事情は理解しつつ、吹っ切れないまま臨んだW杯では全6試合でスタメン出場も1得点に終わった。うっぷんを晴らすかのように、帰国後のリーグ初戦となった千葉戦では視察した佐々木監督の前で2得点を奪った。「もう一回ゼロからのアピールと思ってやった」となでしこリーグで得点王に3度輝いた大野はFW復帰に意欲満々だった。だが、その後に心境が変化した。「W杯で得たものがあるんで、それをアジア最終予選で具現化したい」。19日の慈善試合の直前の合宿で、指揮官に意向を伝えた。

 2列目に下がっても、持ち味を変えるつもりはない。「(宮間)あやはFW(の位置)でいいと言ってくれてるし、近賀もどんどん前へ行ってくれと言っている。得点にはこだわりたい。仕掛けられれば仕掛ける」。描くのは攻撃の起点になるだけでなく、時には得意の突破でゴールを奪う決定力もあるサイドハーフ。「世界一のプライドもありますから」。現代表では沢に次ぐ35得点を誇るゴールハンターが新たなスタイルを確立する。

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