安藤“エース譲らない”合流いきなり開幕弾宣言

[ 2011年8月24日 06:00 ]

合流した安藤(左)と熊谷は、別メニューで調整する

なでしこ合宿2日目 岡山・美作市

(8月23日)
 9月1日に開幕するロンドン五輪アジア最終予選(中国・済南)に臨むなでしこジャパンは23日、岡山県美作市で合宿2日目の練習を行った。この日ドイツから帰国したFW安藤梢(29)はそのままチームに合流し、午後の練習から別メニューで調整した。安藤は対アジアで14得点と抜群の決定力を誇っており、開幕弾を宣言。FWのポジション争いが激化してもエースFWの座を譲るつもりはない。

 FW陣の中で唯一、W杯の全6試合に先発したエースFWの自信は揺るがない。「いつもポジション争いはある。当たり前のこと。自分のプレーを出して、チームに貢献できるようにしたい」。19日の慈善試合で結果を出した川澄、丸山の“キュートップ”が台頭し、永里姉妹とライバルは多いが、安藤は優しい笑みを浮かべて話した。

 自信には裏付けがある。代表では過去17得点を記録しているが、そのうち14得点はアジアの国から奪ったもの。特に最終予選の初戦の相手となるタイからは5得点と相性がいい。「5得点?知らなかったけど、聞いて自信になった。初戦で取りたい」と開幕弾を予告。「初戦の戦いが大事」と最も重視する一戦で自らのゴールで勝利に導くつもりだ。

 W杯では無得点に終わっただけに、五輪予選では得点を意識していく。「何点(取りたい)というのはないけど、ここのところ得点していないので、早く得点したい」。10年5月30日のアジア杯3位決定戦・中国戦以来となるゴールを決めて、そのまま量産を狙う。

 W杯優勝で、ドイツでも環境は一変した。「上から目線だった」というデュイスブルクのチームメートも、今では「リスペクトしてくれる」ようになった。ドイツ1部の開幕戦・ライプチヒ戦では同僚のドイツ代表MFラウデアから試合中に指示を受けたが、試合後に「強く言うつもりはなかった」と謝られたという。「今は世界チャンピオンで評価されているが、次は自分のプレーで評価されないといけない」。結果を出し続けてFWの主軸であることを証明する。

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