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権田 欧州移籍視野に小野の代理人と契約

[ 2010年12月21日 06:00 ]

FIFA公認代理人の秋山祐輔氏と契約したFC東京のGK権田修一(左)

 FC東京の日本代表GK権田修一(21)が将来的な欧州移籍を視野にドイツ、オランダなどに太いパイプを持つFIFA公認代理人の秋山祐輔氏(36)と契約したことが20日、分かった。

 12年ロンドン五輪の守護神としても期待される若きGKは、日本代表のザッケローニ監督から将来を期待される逸材で、今後が注目される。
 FC東京と複数年契約を結んでいる権田は昨季から不動の守護神に成長。今季はまさかのJ2降格となったがチームへの愛着は強く、国内移籍の選択肢は考えなかった。その一方で、昨年12月には自費でイタリアに渡り、イタリア代表GKブッフォンを見いだした名伯楽フルゴーニ・コーチの下で武者修行を敢行。さらには同世代のMF香川、DF内田、今夏まで同僚だったDF長友らの活躍に刺激を受け、欧州志向を強めていた。
 秋山氏は昨季までボーフムに所属した元日本代表MF小野(現清水)やDF内田(シャルケ)の代理人を務め、数多くの欧州移籍を実現させた実績を持つ。まずは、権田がサッカーに集中できる環境づくりを進め「将来的に(欧州移籍が)実現できれば」と話している。

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2010年12月21日のニュース